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 当研究所では、「調査研究事業」における「自主調査・研究」、「共同研究」等にて、琵琶湖・淀川流域の水質保全における課題を解決するための調査研究等に取り組んでいます。
 流域の水質保全を進める上では、とくに、関係機関からのニーズがある課題、省庁間や府県市間を超えた広域的な課題、または、単独の府県市では解決しづらい水質問題、共同連携による取り組みが効率的な課題などがあります。このような各機関が個別に取り組む事が困難な課題や、各機関間を調整することで効果的・効率的に解決へと結びつく課題に対して調査研究を進めることを基本としています。そして、流域が一体となって水質保全を推進するために、これら研究成果の情報発信も積極的に取り組んでいます。

琵琶湖・淀川水質浄化研究所





「琵琶湖・淀川流域における非特定源汚濁を対象としたとりまとめ (案)」【概要版】
 流域の水環境保全と回復には、排水規制や下水道整備による特定源汚濁の対策を推進だけでは限界があり、山地、農地、市街地などから流出する非特定源汚濁対策は重要な課題ですが、特定源汚濁に比べ、総じて遅れている状況です。そのため、当水質浄化研究所では効果的な行政対応に資するべく非特定源汚濁を対象とした様々な調査研究に取り組んで参りました。
 これらをさらに流域全体での取組として推進できるよう特別調査研究として、流域研究機関の研究者の協力による非特定源汚濁を対象とした検討会を行いました。この中では、流域内での取組みや対策について、特に今まで水質保全効果としての認識が低かった対策や、評価が十分でない対策などに注目するとともに、それらの効果や評価方法等に関する整理から水質保全や改善への寄与を再認識し、調査研究や対策の推進を促すための新たな視点を交え体系的にとりまとめました。
 ここで紹介するとりまとめ内容の対策は、どこかで目にするものばかりですが、非特定源汚濁対策として幅広い視点から取り組むことでさらなる複合的な水環境改善への解決につながると期待されます。このためにも国の各省庁との横の連携、また、自治体の各部局の横の連携も必要です。そして何よりも住民一人一人の協力がなければ実施できません。これからの非特定源汚濁の負荷削減に向けて、計画の検討や取り組み等に関係府県の関連部局でも共有され、大きな枠組みで汚濁負荷削減の推進に貢献できるよう本とりまとめ(案)が活用されれば幸いです。
<発行:平成31年3月>



PDFデータ/7.4MB


「琵琶湖・淀川流域の難分解性有機物に関する調査・分析の手引書(案)」【概要版】
 BYQでは研究者を対象に研究助成等を行っていますが、近年BYQを構成する流域自治体の関心が希薄傾向であることも考えられ、流域の連携を図りさらに強化するために、また、流域関係機関や全国の手引き書となるような内容を目指すことを目的として、平成27,28年度に琵琶湖・淀川における難分解性有機物を対象とした流域総合水質管理計画に関する特別調査研究を実施しました。
 環境基準である「有機物(BOD・COD)」を対象に、BYQや各研究機関が取り組んできた難分解性有機物について勉強会を行い、琵琶湖・淀川流域や他の湖沼にて得られた知見や文献情報を収集整理し内容構成を検討しました。そして、その構成に基づき、流域全体の現在の実態把握や事例、難分解性有機物の分析方法や対策、影響等に関する既往知見をわかりやすく整理し、体系的にとりまとめました。
 また、本書で紹介する「標準的な生分解性試験方法」を用いた難分解性有機物の調査・測定によって、さらなるデータの蓄積や、流域内の他の結果との比較解析などが進み、より一層の難分解性有機物に関する知見の充実と、これからの難分解性有機物の適切な対策・対処方法の検討や取り組みに活用されることを願っております。
<発行:平成29年4月>



PDFデータ/1.8MB


「琵琶湖・淀川流域の水質保全」
 豊かな自然と美しい水に恵まれた琵琶湖・淀川水系は、近畿圏の中心に位置し、古くから関西発展の礎として生活・経済活動を支えてきました。流域面積8,240km2 の日本を代表する水系の一つとして三重・滋賀・京都・大阪・兵庫の2府4県にまたがるその水は近畿1,600万人の水道水として利用され、地域住民のふれあいや憩いの場など親水機能としてのニーズが高く、さらに豊かな生物をはぐくむ場ともなっています。
 本水系河川は、高度経済成長期に水質が悪化したものの、下水道の整備や各種排水規制や水質保全対策など多くの努力によって、現在は改善されてきました。このような水質保全対策の経緯や事例およびその効果等を踏まえることは、今後、新たな水質保全の取り組みを考える上で重要であると考えます。
 そこで、本資料は琵琶湖・淀川流域における水質事象とこれまでの流域社会との関係から水質保全対策について、特に、時代の背景と対策の実施、評価に主眼をおいて、できる限り図化しわかりやすく整理しとりまとめました。さらに、水質保全に関する先導的な取組みについても取り上げることで、国内だけでなく海外に対しても、琵琶湖・淀川水系から情報発信を図っていければと考えております。とりまとめに際しては、琵琶湖・淀川水質保全機構の運営委員会をはじめとする関係機関の方々のご協力を頂きました。今後、水質保全対策を進めるにあたり、本資料が有効に活用されることを願っております。
<発行:平成24年7月>



PDFデータ/8MB


「20世紀における琵琶湖・淀川水系の水質保全対策評価検討委員会」報告書
 2003年9月、約5,300人が飛び込んだ道頓堀川の水はなぜ、汚いのでしょうか。汚れた水はどこから来ているのでしょうか。昔はもっときれいだったのでしょうか。機構では10人の学識経験者らと9つの地域のNPO団体の協力のもと、20世紀の琵琶湖・淀川水系について考えてきました。大阪万博などが催された高度成長期、水質汚濁は大きな社会問題=「公害」となりました。その後、下水道の整備、無リン洗剤の普及、浄水処理の高度化などの対策が進み、当時に比べると水質は確かにきれいになりました。
 しかし安心して遊べる水辺や生き物は戻ってきたでしょうか。琵琶湖・淀川水系は流域1,600万人以上の飲料水源です。みなが安心してこの水を使うために、便利さの陰で見えにくくなった現状を知り、汚さない暮らしの実践、上下流のことを考える、など、水環境をより良いものにするための行動につなげて下さい。
<発行:平成15年3月>



PDFデータ/5MB


琵琶湖・淀川水系における水環境の安全性
-微量有害物質・病原性 微生物の現状と対策の視点検討-
 琵琶湖・淀川流域には、人口や社会経済活動が高度に集積した都市が形成されています。この都市機能維持に必要な水は、琵琶湖をはじめ淀川水系に大きく依存しており、上流から下流まで取排水が混在しながら繰り返し利用される特徴があります。その水質は、社会経済活動の発展と生産技術の進歩やライフスタイルの多様化に呼応して、「公害の時代」の有機汚濁問題から、琵琶湖でのカビ臭、淡水赤潮の発生をはじめとして、微量有害物質、環境ホルモンなど新たな有害物質の発生、水系感染症の原因となる耐塩素性の病原性微生物が確認されるなど、近年になるほど高度に多様化する傾向にあり、流域の水循環過程における水質管理をいっそう困難なものにしています。
 本機構では、琵琶湖・淀川水系における微量有害物質・環境ホルモン及び病原性微生物について、汚染実態、発生源の動向やその影響等を把握し、「人に対する安全性の確保」と「生態系の保全」を図るための、基本的な取り組みの方向性を検討しました。
<発行:平成15年5月>



PDFデータ/13MB




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